アイリーンのとうろうat 2004 10/07 15:08 ★101'>編集
『アイリーンのとうろう』(柴田 克子/アリス館) 小学校ぐらいの時に読んだ話なんですが、延々探してました。 なんかちょっと鬱・・・。 「アイリーンのとうろうっていう原爆文学(?)があるはずなんだけど知らない?最後に、広島の川にアイリーン(自分の)とうろう流してきてっていうセリフで終る話なんだけど」 って聞いたら ある子に 「ぶっ、バカじゃない?とうろうなんか流せるわけないじゃん。しょうろうの間違いでしょ間違い」 と思い切り言われて、そういえばしょうろうながし?だっけ?とずっと自分が間違っていたんだと思ってたんだけど、
やっぱとうろう(灯篭?)が正解でした。 無茶苦茶ヤなこと思い出してしまった。
当時のフロムAの横に、読者のちょっとしたお笑い(?)の一言が書いてあってなんとなく覚えていたのに
(「永遠の処女はなんかかっこいいけど、永遠の童貞はちょっと悲しい」とか、そんなような感じ)
「雑誌のはがきの投稿などでもう一歩で掲載に至らなかった人たちの名前だけ載せるコーナーで、(もう一息の人たち)というのがあるのですが、私はつい最近まで、(もう一人の息子たち)と読んでいました」
ってのがあったんですよ。 実は私、これを読むまで本当に「もう一人の息子たち」だと信じて疑ってませんでした(汗) このフロムAの記事で、ヤバイよ、私なんかアナタが教えてくれなかったらずっとまだ思ってたよ・・・と思って、友人にその通り話したところ、
「ぶっ、有り得ないよ、どうしてそういうウソつくの?そんなバカいるわけないじゃん。うそつくならもうちょっと上手くつきなよ」
と言われたりしてました。
なんか私が言うことは、全部間違いで、ウソも上手くつけないバカだって思われてたようです(苦笑)
これが1人や2人じゃないんだよなあ・・・ なんか一時期(17~24歳位の時期)総当りしてたことがありましたよ。
スゴイ情けないというか良く解らなかったのが、あるバイトに入った時、新人2人で入ったのですが、一人リタイヤしたんですよ。その時先輩たちに、「友人いないからっていって辞めるんじゃないよ」って言われたんだけど、「悪いけど、彼女がリタイヤしたからって自分は辞めたりしませんよ」と答えたんですよ。その友人とは仲良かったんですけどね、やっぱりそれとこれとは別だって思ってましたから。 なのに、先輩が2人同時に 「辞めるって?!だから近頃の若いやつは根性ないって!仕事を舐めるんじゃないよっ」ってスゴイ勢いで怒られまして、なんで怒られてるのかサッパリ解らないので途中で口を挟んだんですよね。 「いえ、私彼女が実家に帰ったからって言って、辞めるつもりないですよ。うちは貧乏なので、働かないと学校行けませんから。それとも、彼女がやめたら友人としてお前も辞めろって先輩は言いたいんですか?」って言ったら 「なんだ、そうだったらいいんだよ」
全くこれと同じことが会社入ってからもあって、やっぱり会社の同僚が次々辞めていっちゃったんですよ。 「デザインは言葉がかっこいいから入ってくる人多いけど、実際は下積みが長いし、大変なんだよ、アンタも辞めちゃうんじゃない?」って言われたんで 「いえ、それはないです。彼らには悪いですけど、一緒に付き合って辞めるってことは有り得ないですよ」 って言ったら、この時は先輩2人いたんですけど、 「ちょっと、そういう考え方が悪いんだよ!友達いないからって仕事辞めてくってのはサイテーなんだよ!」 って同時に怒鳴られて 「全く近頃の若いやつはどんどん辞めていって、すぐに他人に引きずられるんだから」 ・・・・以下同文(同じやり取りで誤解を解く)
ようするに、なんか当時の私って、 「バカで頭悪くて、すぐに他人の言いなりになって、辞めていきそうな根性なし」だと頭から決め付けられてたみたいなんですよね・・・。 確かに私あんまり頭良くないかもしれないですけど、ホントに人の話聞こうよって思いますよ。アタリが悪いっていうか。
でも当時は、「そういう風に見られる自分が悪いんだ、頑張ろう」って今では考えられないぐらい素直なヤツだったと思うんですよね。 だって、言われても自分が落ち込むだけで、まず、「自分が間違ってるんだろうな・・・」って先に考えてましたもん。 今でもそういうとこあるんですけどさ。 どうしても自分が間違ってんじゃないかって一拍考えちゃうんだよね。 そうなると一気に畳み掛けられて「アンタが間違ってんの」で終るんだよなあ(苦笑)
更につけたし、これ後日談が2年後ぐらいにありまして、この先輩別のデザイン事務所の人なんですけど、「○○先輩、お元気ですか?」ってディレクターに聞いたら、「○○?アイツならもう随分前に辞めたよ(しかも2人とも辞めてました)」← この時なにか、私の中で純粋さが砕け散ったような気がしたな・・・(遠い目)
ああ、また一個思い出しちゃった。 東京都の福生市。 これを、ある友人が「ふくせいし」って言うんですよ。でも有り得ないし。 絶対これは「ふっさし」だって解ってたんだけど、ストレートに「ふっさしだと思うよ」って言ったらこれまた「ふくせいしに決まってんじゃん!アンタバカだねえどういう読み方してんのよ。読めないじゃん」「・・・いえでも、絶対ふっさだと思うんだけど・・(汗)」「証拠がどこにあるよ。ふくせいし。覚えなおしな」 電話終わり。
なんかもー・・・いいや、私はふっさって読むよ・・・って思ってたら1週間後ぐらいにスゴイ形相の彼女がやってきて「アンタさ、あれ、ふっさだったから」 ってはき捨てるように言って去っていった。 一体全体私が何をしたというのよー(涙)
その後もどんどん続く(笑) 「かきん」ってのもあったな。 友人と「田舎ではやぎのほかにもいろいろね、かきんがいてね」って言ったら「かきんってなに?」って聴かれたので、「にわとりかなーチャボとうずらも混ざってたけど」って言ったら、「家畜でしょ?かきんなんていわないよ!間違いだよ」って言われて「いや、絶対あるって 家禽ってニワトリは家禽でしょ。絶対だって」って言ったのに、「家畜だよっ」で譲ってもらえなくてさ(苦笑) 「すみません、家畜でいいです・・・(汗)」って折れた事が・・・。ゆみくーん、家禽って言葉あるからね~、どこかで気づいてね~(涙)
一気に思い出して鬱。 まあなんにしても、「アイリーンのとうろう」が正解だったと、幼い自分の記憶力を、自分だけは誉めてあげたい。 そう、間違ってなかった、本当だよって(苦笑)
そして、アマゾンではこのアイリーンのとうろうは売られてなくてやっぱりブクログに入れられないのでした。 鬱・・・。(笑)
P.S----------------- 国語辞典 [ 家禽 ]の前方一致での検索結果 2件 かきん 0 【家▼禽】 家畜として飼育される鳥。肉や卵を利用するためのものが多いが、愛玩用・観賞用もある。ニワトリ・アヒルなど。 ⇔野禽 三省堂提供「大辞林 第二版」より
うがあ、たっくんが寝ないよー(涙)
PS2
とうろう-ながし 5 【灯▼籠流し】 精霊(しようりよう)流しの一。火をいれた灯籠を川や海に流す行事。盆の終わりの日に行う。家の祖先を送り、また水死者・無縁仏の供養とする。流灯会。[季]秋。 (しょうろう なんてダブルミスじゃんか(笑)
しょうりょう-ながし しやうりやう― 5 【精霊流し】
精霊送りの一。盆の供え物を川や海に流して精霊を送ること。灯籠を流す地方もある。[季]秋。
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